トップ ページ > 実行委員会

名古屋大学 本部

実行委員長           桑山 晃久(実 行委員長声明
副実行委員長・総務局長  藤村 知也
会計局長            本部 拓未
競技局長            福田 奨
広報局長            桑山 紘典
検討委員            森 千沙

七大学 本部

・副実行委員長
加藤 泰介   (北海道大学)
守屋 隼人   (東北大学)
壇辻 恵見   (東京大学)
中村 聡一郎 (京都大学)
武内 真理奈 (大阪大学)
中村 匡伸   (九州大学)

・検討委員長
柴田 築    (北海道大学)

・検討委員
神保 大輝   (東北大学)
菊川 裕起   (東京大学)
中村 彰吾   (京都大学)
鈴木 愛之   (大阪大学)
安田 雄樹   (九州大学)

実行委員長声明

 今年の全国七大学総合体育大会、通称「七大戦」は日本の中心、名古屋で開催されます。七大戦の伝統は引き継がれ、今年で56回大会を迎えます。
 昨今の七大学の情勢はと言いますと、主管校破りの流れの中勢いをつけた東北大学が54回大会で3連覇を果たすと、55回大会では、主管校の意地を見せた東京大学が過去最高得点となる234.5点を叩き出し、圧倒的な実力で総合優勝を果たしました。再び主管校優位の流れができつつある中、56回大会は近年下位に甘んじている名古屋大学が主管となります。今年は下位校が意地を見せ、今後の情勢を変える大きな転換期をつくれるか、それとも上位校がこのまま勝ち続けるのか、非常に注目です。
 ところで、皆さんはこの七大戦の意義はどこにあると思いますか。私は5つの基本理念の中でも、「競技レベルの向上」、「他大学との親睦をはかる」にその大部分があると感じています。
 七大戦は旧帝国大学である国立大学で行われますが、そこには私立大学のようなスポーツ推薦制度はどこにもありません。それでは、私立大学に比べて競技レベルが落ちてしまうのは当然なのでしょうか。そんなことはないと思います。この七大戦には、国立大学の文武両道のもと地道な努力で培われた、緻密なスポーツがあります。七大戦は、それを発揮し合うことで、私立大学に勝つ方法をお互いに探り合い、国立大学の競技レベルを上げていく場でもあるのではないでしょうか。さらに、この七大戦に過去に出場した先輩方の中には、オリンピック選手やプロ野球選手もいます。国立大学から日本を背負って立つ選手が多く現れる時代もそう遠くないのかもしれません。
 また、七大戦は同じ環境に身を置く同志達が集まります。試合後の交流を通して、様々な価値観を共有し合い、高め合えるでしょう。これこそ、七大戦だからこそなし得ることではないでしょうか。
 それでは、今大会を通して、学生をはじめ、たくさんの人が盛り上がってくれることを祈って、私の挨拶とさせていただきます。

第56回全国七大学総合体育大会実行委員会
実行委員長 桑山晃久